百合だけど、繋がりたかったんですっ!

前編

 本庄舞花は迂闊な性格である。

 ふわふわ茶髪にお花が飛んでいるようなおっとりとした笑顔で、毎度のように自らを危機に陥れる。

 詐欺の電話がかかってくれば即座に騙され、街を歩けば怪しげな客引きにふらふらとついていきそうになり、何度注意されても怪しげなメールのリンクを開く癖が抜けない。

 しかし、まあ。

「ここまでだとは思ってなかったよ……」

「そんな憐れみの目で見ないでくださいごめんなさい反省してます!」

 助けてください! と電話で泣きつかれて、飛ぶようにかけつけてみれば……。

 先輩で、舞花の女友達で、それから恋人でもある高倉凛は。

 頭二つ分も下にある舞花の頭を軽く撫でて、呆れ切った声を漏らす。

「えっと、状況を整理するよ」

「はい……」

「舞花は通販で『女性でも恋人と繋がれる薬』なる怪しいものを注文した」

「しました……」

「で、それを飲んだ」

「飲みました……」

 そして凛は、ゆっくりと舞花の下着の中に指を入れた。

 そこにあるのは、陰核というにはあまりにも大きく硬いソレで。

「っふ、んん」

「で、これが生えてきたと」

「ぅあ、っは、いっ」

 くにくに、と指で弄ると、たちまち硬さを増していき。

 下着を押し上げて存在を主張する陰茎と、それを触られて熱い息を漏らす愛しい恋人に。

 凛は額に手を置いてため息をついた。

 

■■■

 

 薬に同封されていた説明書を読んで、舞花と凛は事実を確認する。

 曰く。

『本製品は陰核を肥大化し陰茎の機能を与えるものである』

『射精時には、膣分泌液が放出される』

『一定回数の射精によって、陰核へと戻る』

 よって。

「り、凛せんぱぁい……」

「なに、舞花」

「あんまり。じろじろ、みないでください……」

「いや、こんな感じなんだなーって」

「う、あんっ! つ、つつかないでぇ!」

 嫌がる舞花を裸にして。

 部屋の中央に立たせ、開脚させて。

 凛はそそりたつ舞花の肉棒に目線を合わせて、労わるというよりは検分するように触っていた。

「っう、っふぅ、ぅあ」

 指で包み込むように優しく握ると、ぴくりと動き。

 親指の腹で先端を撫でると、とろとろと先走りが垂れてくる。

「舞花、気持ちいいの?」

「う、あっ、きも、ちいいです……」

「ふうん、そういえばこれ、舞花の愛液なんだっけ?」

「え? ま、まあそうらし、……ひゃあっ!」

 凛に先端をぺろりと舐められて、愛華は素っ頓狂な声を上げる。

 驚いて下を見ると。

 黒髪のショートカット、いつでも頼りになるボーイッシュな凛先輩が、四つん這いになってちろちろと自分の陰茎に舌を這わせていて。

 舌で舐められるのと一緒に、内腿をすー、っと撫でられて、舞花は腰砕けになりそうになるのを何とか耐えた。

「り、凛先輩! ぅ、うあ、ちょ、っと、まってくださ、い」

「へ、いひゃひゃっふゃ?」

「あん、ああっ! く、わえたまま、しゃべらない、でぇ、っく、ふあ、ああああっ!」

「ふわっ!」

 刺激に加えて、目の前に広がる官能的な絵面に、舞花は早くも一回目の射精を迎える。

 びゅっ! とまとまった量の愛液が凛の顔にかかった。

「ひゃ、ひゃあ、……あ、りん、せんぱ、い……、すみませ、よごして……」

 がく、がく、と床に崩れ落ちながら、舞花は唇の端に涎を垂らして、凛に謝る。

「………舞花」

 凛は心なしかいつもより粘性の強い淫液を舐めとって、舞花を見た。

 その顔は、慣れない快楽に戸惑いながらもとろけきって、真っ赤に染まっていて。

 お尻からへたり込み、足を開いて陰茎を震わせて、秘裂からはとろとろと愛液を滴らせるその姿を直視する。

 凛のほうも、頭がくらくらとしていた。

「凛先輩? あ、ちょっと、きゃっ!」

「ごめんね、舞花」

 女にしては背の高い凛は、軽々と舞花を抱き上げて、ベッドに寝かせる。

 悲鳴を上げて桃色に染まった体を投げ出す舞花に上から覆いかぶさり、凛は熱に酔ったような顔で、唇を合わせた。

「んむ、んんんんっ! んん、ふあ、んむっ!」

 くちゅくちゅと、唾液を交換し合って。

 とろりと糸を引かせて、凛は舞花の頬を撫でた。

「ちょっと、我慢できそうにない」

 

■■■

 

「ぅあ、あ、あう、んん、はあ、はあっ! あんっ!」

「感じてる舞花、可愛い」

「りんせんぱいばっかり余裕なの、ずるっ、っうああああああっ!」

 早々に要領を掴まれて。

 細い指で陰茎を上下にしごかれ、体がこわばるとキスと耳への刺激で溶かされて、舞花は何度目かもわからない射精を迎えた。

 びゅ、びゅっ、と陰茎から噴き出した液を手で受けて、凛はぺろりと舐める。

「ふふ、ちょっと白い。興奮したんだ、舞花」

「せ、んぱいの、せいですっ!」

「なんで?」

 本当に不思議そうな顔しないでほしい、と舞花はとろけきった目で精一杯にらむ。

 服が濡れたら後が面倒だからと、すでに凛も服を脱いでいて。

 すらりとした長身があらわになっている。

 温かく滑らかな想い人の体を密着させられて、余裕そうな笑みで敏感なところをいじめられているのだ。我慢する方が無理に決まっていた。

 つんつん、と衰える気配のない舞花の肉棒をつつき、凛は思案顔で言う。

「それにしても、あんまり小さくならないね」

「そう、ですね……。まだ足りないってことかも……?」

「おねだりにしか聞こえなかったなぁ今の」

「か、からかわないでくださいっ!」

「あはは、うそうそ」

 からからと笑って、凛は亀頭をすりすりと撫でる。

 愛液をまぶすように指を動かしてやれば、舞花は腰をベッドに押し付けて体を丸めた。

 可愛いなあ、とお人形みたいな恋人の反応を楽しんで、凛はなんとか真面目な調子を作る。

「でも、私も一晩相手ができるわけじゃないし、舞花も明日に持ち越したくはないでしょ?」

「はいぃ……。っく、あ、ぅ。あした、必修あるから、ぁ……。ばれちゃう、かも」

「だからもっとたくさんイこうね?」

「え、え、なんかその結論いやな予感が……、んあっ! んあああああああっ!」

 突然だった。

 陰茎をいじめるのとは逆の手が、舞花の濡れそぼった秘裂に差し込まれる。

 中を探るように奥まで入れられ、ぐちゅぐちゅと音を立てながら手前に引かれ、最終的にGスポットをぐいぐいと押されて。

「あ、あああっ! んん、っふ、あ、りんせんぱ、は、げしっ!」

「舞花、イくところ見せて」

 陰茎を激しく擦られて、Gスポットを凛の細い指でたくさん刺激されて。

 挙句の果てに舌でちろちろと乳首を舐められて、舞花は瞬く間に果てに押し上げられた。

「ああああああっ! っく、イく、イっちゃう、出ちゃいますぅぅうううううっ!」

 びゅー、びゅーっ! とさっきよりも多くの淫液が陰茎から放出されて。

 腰をそり上げて、秘裂からも愛液を垂らして、舞花はがくがくと体を震わせた。

 しかし。

「まだ休ませないよ」

 凛は、びくつく舞花の腰を、ぐいっとベッドに押し付ける。

 絶頂の余韻で思考力が戻っていない童顔の後輩の頬を優しく撫でて、陰茎を握る。

「んっ、あっ!」

「ちょっと、小さくなったかな。…………ねえ、舞花」

「な、んです、かっ!」

 自らの秘部に指を這わせると、そこは恋人のあられもない姿にとっくに涎を垂らしていて。

 凛は舞花に馬乗りになると、その肉棒を、自分の秘貝に触れさせた。

「元々、これが目的だったんだもんね」

「あ、せんぱっ、嬉しい、ですけどっ! ちょっと、休ませて……っ」

「……あとで謝るから」

 舞花ばっかり気持ちよくなって、その姿だけを延々と見せつけられて。

 表面上はクールを装っていたが、凛の理性も限界を超えている。

 そそらせるのが目的としか思えない上気した涙目で首を振る舞花にキスを落として。

 凛は舞花のモノを、自らの中心にずぶずぶと埋めた。

「ひゃあああああっ! っく、ああああああああっ!」

「あ、まいか……っ! おお、きい。っく、ぅ」

 凛に馬乗りされて、肩も手で抑えられている舞花は、ほとんど動かない体を震わせてぎゅっと目をつむっていて。

 敏感なところを圧迫されて自らも震えながら、凛は舞花の口内に舌を差し込んだ。

「ん、うっ!」

「目、開けて。舞花と見つめ合って、一緒に気持ち良くなりたい」

「凛せんぱい、意外と、少女趣味っ、ですよ、ねっ、っく、あんっ!」

「う、るさいぃぃ、………っ!」

 じわじわと毒のように体中に広がっていく快感に耐え、凛はぺたん、ぺたんと腰を上下させる。

 そのたびに細い喉をのけぞらせて嬌声を上げる舞花が愛しくて、可愛くて、自分でも気づかないうちにペースが上がってしまう。

 舌を絡め、潤んだ目を覗き込み、たまに耳や胸を刺激してやって。

 凛はスパートをかけるように、自らの腰の動きを激しくする。

「んああっ! っふぅ、あっ! せんぱ、い……、だめです、そんなに激しくしちゃっ!」

「舞花、可愛い。もっともだえて」

「……むぅぅ、っ! し、かえしっ、ですっ!」

 舞花の震える指が、どろどろに濡れた接合部に伸びて。

 上下するほっそりとした太ももを撫でたかと思えば、吸い付くように凛の陰核に添えられた。

 いきなりの刺激に、凛の腰ががくがくと小刻みに震える。

「………っ⁉ まい、――~~~ッ!」

「っふ、あんっ! ……ふ、ふっ。可愛い、です」

「~~~っ‼ あ、っく、あんっ!」

 逃げようとしても、舞花に貫かれているままではどうにもならないし、舞花の小さくふっくらとした指での愛撫を覚えてしまっている陰核は、ねだるように膨らみを増してしまい。

 それならばと、凛は腰の動きを一層早くした。

「あああああっ! ぅうああっ! も、だめっ、です、せんぱっ……!」

「まいか、まいかぁぁっ! わたし、もっ」

 舞花の指で陰核をこねくり回され、凛は腰をびくびくと震わせて。

 熱い膣に陰茎をしごかれ、さらに小刻みな振動刺激まで加えられて、舞花も快楽に溺れていく。

 お互いにお互いの体に許容量を超える快楽を叩きつけ合った二人は。

 必死に舌を絡ませて、とろとろに溶け合った秘部から激しい水音を響かせて、同時に腰をのけぞらせた。

「せんぱい、せんぱいっ! も、出ちゃう、先輩の中に、出ちゃいますうぅうううっ!」

「出して、舞花ので、いっぱいに、し、てっ、わたし、も、イく、からっ、ぁあああああっ!」

 今までで一番の熱い淫液を膣内に出し、それを受け止め。

 凛と舞花は、汗に濡れた体をくったりと横たえ、どちらともなく腕を回した。

 

■■■

 

「戻ったね」

「戻り、ましたね」

 濡れた体を密着させ、戯れのように首を流れるお互いの汗をなめ合って。

 凛は舞花の秘裂に指を這わせて、少し残念そうにつぶやいた。

「もうしばらくあのままでも良かったのに」

「よくないですよ! さっきだって、休ませてって言ったのにっ!」

「あはは、ごめんごめん。可愛くってつい、ね?」

「むぅ」

「あっはは、むくれないでよ。もし私にさっきのが生えてきたら、そのときは舞花の言うこと何でも聞いてあげるから」

「じゃあ飲んでください、いま」

「あれ一回分だったじゃん、残念でした」

「むぅぅっ!」

 にかっ、と屈託なく笑って、凛はベッドサイドに置いてあった薬の説明書を見る。

「それにしても、こんなことあるんだね。普通にすごいな」

「あれ、なんですか? それ」

「え?」

 舞花に言われて、凛は八つ折りの説明書をちゃんと広げる。

 すると、一枚の紙きれがひらりと落ちてきた。

 舞花がそれを受け止めて、凛と一緒に読んでみる。

『追記事項:射精時の膣分泌液を膣内で受けた場合、薬の効果が伝染する』

「………………………え」

「せんぱぁい?」

 耳元でささやかれる、猫なで声にぞくりとする。

 凛の下生えを指に絡ませて、舞花は童顔に似合わない悪い顔で笑った。

「効果が出たら、ちゃんと言ってくださいね?」

 

後編

 一晩寝たら、薬が体に回ったのか。

 慣れない感触を下着の中に感じながら、なんとか講義を終えて、放課後。

「…………ね、ねえ。舞花」

「なんですか? 先輩」

「そ、その。やっぱりなんでもっていうのは言い過ぎたと思うのね、だから……」

「今更なに言ってるんですか? とってもいい恰好ですよ、凛先輩」

 今日も両親が遅いという舞花の家で。

 凛は一糸纏わぬ体を両腕で必死に隠していた。

 対してこちらはゆったりとした服を着たままの舞花は、ふわふわと笑って凛の体に手を這わせる。

「凛先輩、本当にスタイルいいですよね、羨ましい……」

「っふ、交換できるなら、したいぐらいだけどね、っ。舞花みたいに女の子っぽい体が良かった、ぅう」

「えー、小さくても良い事ないですよぅ? いっつも見下ろされるし。まあでも、今の凛先輩は、確かに女の子っぽくはないですけど」

「……っふ、あっ! ちょ、っと舞花っ」

 ぎゅー、と陰茎を握ると、凛は腰を引いて逃げようとする。

 舞花は凛の横に立ち位置を変えると、背中側から秘裂に指を這わせた。

「っふ、うぅっ!」

「お尻を突き出したら中深くまで指が入っちゃいますよー? 凛先輩の良い所、けっこう知ってるんですからね、私」

「ふ、ああっ! あ、あん、っくあ、っふああ……っ」

 子宮手前まで指を差し込まれて、快感に腰を突き出すと肉棒をしごかれて。

 その刺激に耐えられなくなって腰を引くと、また膣深くを抉られる。

 均整の取れた体をびくつかせ、へこへこと腰を動かす凛に、舞花ははあ、と熱いため息をついた。

「凛先輩、とっても、えっちです」

「だれの、せい、でっ」

「安請け合いするからですよぉ」

 女子の集団にいると頼れる姉御肌としての振舞いが多い凛。

 その格好良い先輩の、煽情的な女の顔に、心が熱くなっていくのを感じる。

 ぴったりと凛と体を重ねて、舞花は両腕を凛のお腹に絡ませた。

「動かないでくださいね」

「あ、むり、むり、まい、かぁっ! ぅあああああああ! っくぅ!」

 Gスポットを抉るように擦り、陰茎をぎゅーっとしごきあげると。

 天井に顔を向けて、凛は一度目の欲を吐き出した。

 

■■■

 

 はあ、はあっ、と。

 両手を膝に当てて、がくがくと全身を震わせながらもなんとかへたり込むのを耐えている健気な先輩の手を引いて、舞花はベッドへと誘う。

 しかし、一度芽生えた悪戯心は完全に花開いていた。

 次に舞花が凛に強要したのは、四つん這いの姿勢であった。

 ぶらぶらと肉棒を揺らして、恥ずかし気に顔をゆがめる凛に、舞花はにっこりと笑う。

「凛先輩、わんちゃんみたいで可愛いです。ここはまだまだお盛んですね」

「っあ、はあっ! そこ、まだ、敏感だからあっ」

「知ってますよ。昨日は私がされてたんですし。イったあとって、腰が引けちゃうぐらい敏感ですよね。でも、私の大好きな凛先輩なら耐えられますよ」

「根拠はどこに……、っは、ぁ⁉ まい、かっ! そこ、ちがっ!」

 何の前触れもなく。

 凛の陰唇に触れ、くちゅくちゅと愛液を弄んでいた舞花の指が、ぬぷっ、と肛門に入ってきた。

 四つん這いのまま、凛は切羽詰まった顔で舞花に振り向く。

「そこ、きたない、っから! 抜いて、はやくっ、ぬいてぇ!」

「私の恋人を汚いとか言う人は、凛先輩でも許しませんよー? 凛先輩は全部綺麗だから良いんです、それに、気持ちいいでしょう?」

 舞花の手が肉棒に伸びてきて、皮をゆっくりと上下される。

 そして、湧き上がってくる快感に耐えようと凛がお尻に力を入れた瞬間、舞花は肛門に入れた指をぐりぐりと押しこんだ。

「あ、はあっ! ぁぁあああああっ!」

「こことお尻、同時に刺激されるとどうしたらいいかわからなくなっちゃいますよね。もっと乱れてください、凛先輩。あ、腰痛くなっちゃいますから、前向いててくださいね」

「あ、もう、………だ、めっ」

「我慢してる先輩、ほんっとうに可愛い……」

「まい、か! まいかっ! も、出る……っ、--~~~~~っ!」

 びゅ、びゅるっ! とベッドに愛液を発射し、肛門を貫かれたまま凛は全力でのけぞる。

 白い体を四つん這いにさせ、足を開き、秘貝から淫液を垂らしながらがくがくと震えるその姿は発情する犬のようで。

「……たくさん出ましたね、凛先輩」

 震えが収まらない凛の体を抱きしめて、舞花はちうー、と首筋を吸った。

 

■■■

 

 快感の逃げ場がなかったさっきの愛撫がよほど答えたのか。

 いつもの快活な振る舞いはどこへやら、半ば放心状態で四つん這いのままの凛とベッドの隙間に、舞花は服を脱いでから体を滑り込ませた。

 舞花の秘部が凛に晒されるように、凛の陰茎が舞花の口に届くように。

 シックスナインの姿勢になった舞花は、凛の引き締まったお尻に手を添えて、恥ずかしげに言う。

「りんせんぱい、わたしも、興奮してきちゃいました………」

「………は、は。だろうね。舞花のここ、すごく濡れてる」

 意識が回復してきて、凛は目の前で甘い匂いを発する舞花の秘所を舐める。

 舌を這わせるたび、とろとろと中から淫液があふれてきて、凛は舞花の股間に顔を埋めて、奥へ奥へと舌を伸ばす。

「ん、んむ、っはぁ、まいか、まいかっ」

「んあっ! りんせんぱい、はげし、いっ。おかえし、ですっ」

「あんっ! あううっ!」

「ふああっ! い、いきがっ、当たって……っ!」

 ぱくりと亀頭を咥えられ、ちろちろと舌で舐められながら肉棒をゆすられて、凛は喘ぎ声を漏らす。

 てらてらと濡れた舞花の陰部に鼻先まで当てて息を漏らされ、その刺激で舞花も嬌声を上げた。

 お互いにお互いを刺激して、逃がさないように腰に手を回してびくつく体を拘束し合って。

 口元をどろどろにしながら、舞花と凛はお互いを責めあう。

「あ、んあ、はあ、はああっ! あ、んむ、んんんっ!」

「んっ、んっ、んっ、あふっ、ふあ、あああああっ!」

 一心不乱に膣内を舐め続ける凛に、限界近くまでもっていかれた舞花は。

 今日は私が責める番っ! とさらに凛への責めを強くする。

 喉奥まで肉棒を加えて、口内で締めながら顔を上下させて。

 片方の手は凛の秘裂に入れ、Gスポットをこちらに引き寄せるようにぐいぐいと圧迫し。

 反対の腕をお尻に回して、きゅっと窄まった菊門に埋め込む。

 じゅっぽじゅっぽ、ぐちゅぐちゅ! と卑猥な粘音を立て責め立てると。

「あ、だっめいく、し、出ちゃうっ! 壊れる、壊れちゃうからぁぁああああああっ、っくああああああああっ!」

 ぎゅーっと、舞花の腰に手を回して体をこわばらせ、凛は大きく絶頂を迎えた。

 

■■■

 

「ふふ、たくさん出ましたね。凛先輩」

「ごめんね、舞花。その、口に、たくさん」

「美味しかったですよ? 先輩」

「まいかっ!」

 顔を真っ赤にする先輩が可愛らしくて、つん、と亀頭を指の腹で押してやる。

「あと一回ぐらいですかね」

「……っ、そ、うね。…………次は何させる気?」

「そんなに警戒しないでくださいよぅ」

 互いの汗でぐっしょりと濡れたシーツにころんと身体を投げ出して、舞花は凛に両手を広げた。

「せんぱい。……私の初めても、もらってください」

「いや、そしたらまた伝染するでしょ」

「薬に、その、避妊のあれが、……同封されてて」

 ちょいちょい、と舞花に指さされてベッドサイドを見ると、ピンク色の輪っかのようなものが入ったパッケージが置いてあって。

 開けてみると、確かに避妊具のようだったが。

 想像に凛は熱い息を漏らしながらも、努めて冷静に尋ねる。

「…………それでいいの?」

「それが、いいんです」

「舞花……」

 女同士で付き合っていて、好きな人に処女を捧げる機会なんて、中に熱いのをたくさん出してもらえる機会なんて、きっともうやってこない。

 だから舞花は、笑って言った。

「凛先輩ので、いっぱいにしてほしい、です」

「………まいかっ」

 ふるふると震えて、赤い顔で見上げてくる舞花に、凛はぷちりと理性の糸が切れるのを感じた。

 ふわふわと、お人形のような恋人に腕を回して、力いっぱい抱きしめて。

 凛は己の欲が詰まった管を、舞花の中心に一気に沈めた。

「……――~~~っふぅあっ! っく、ふ、ふぅっ」

「っく、う。舞花、気持ち、いい?」

「ぅああああっ! 気持ちいい、気持ちいいですぅ! 敏感、なとこ、ろが、押されて……っ!」

「よかっ、た……っ! わ、たしもっ! は、ああっ」

 はじめては痛いなんてよく聞くけれど。

 数時間かけてとろとろに溶かされた舞花は、凛のモノで弾けるほどの快楽を与えられ。

 小さな舞花の肉壺でぎゅうぎゅうと圧迫されている凛も、腰を揺らすたびに涙が出そうなほどの快感に苛まれていた。

「っは、っはあ、っはああっ! 先輩、りんせんぱいっ!」

「まいか、まいかあっ!」

 抱き合って、目を合わせて、舌を絡めて。

 体が弾けそうな快楽を得ながら、なお先を求める凛の腰は抽挿をますます激しくする。

 そして。

 体重をかけて子宮まで達するかと思うほどの激しい突き上げを何度も受け。

 そのたびに白い喉をのけぞらせて声にならない喘ぎを漏らす舞花と、強い締め付けによる肉棒への刺激に、涎を伝わせながら湿った声を漏らす凛は。

 昨日と同じように、まったく同時に果てを迎えて、その身を震わせ抱き合った。

「だいすき、だいすきですっ、せんぱい、凛、せんぱいっ、だいすきっ、ぁぁあああっ!」

「舞花、わ、たしもっ! 愛してる、よっ! っく、あ、あん、んああああああああっ!」

 

■■■

 

「戻っちゃいましたね、先輩の」

「なんでちょっと残念そうにしてるのかなー? もとはと言えば誰のせいでっ!」

「いひゃいいひゃいです! ごめんなひゃいっ、気を付けひゃす!」

 鼻をつままれうりうりと頭をゆすられて、舞花は悲鳴交じりに降参する。

 ふわふわおっとり、だけどスイッチが入るといたずらっ子になる恋人の頭を抱きしめて、凛はため息をつく。

 凛の胸に顔を埋めて、舞花が問うた。

「でも、ちょっとは良いこともあったんじゃないですか?」

「…………どうかしらね」

「私は嬉しかったですよ? 先輩に初めてをもらってもらえて」

……こういうことを、しれっというから、本当に困る。

 照れ隠しにぎゅーっと窒息するぐらい強く抱きしめて、凛はさっきよりも大きなため息をついた。

―――結局、肝心な時に振り回されるのはいつも私だ。

 やられっぱなしはなんだか悔しかったので、凛はばたばたと暴れる舞花の両耳を手で塞いで、小さな声で呟いた。

「私も、嬉しかったよ。ばーか」

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